Takram

こんにちは、Takramです。デザインとイノベーションに関わる情報を、ニュースレターとしてお届けしております。

Contents

GLOBIS──さまざまな事業を急拡大する企業のブランディング公開

Takramは、経営大学院・企業研修・デジタルプロダクト・ベンチャーキャピタル、音楽フェスの運営まで国内外で新たな挑戦を続けるGLOBISが創業以来用いてきたコーポレートロゴを、GLOBISのプロジェクトチームと協力して刷新しました。

今回のコーポレートロゴの刷新では、GLOBISが目指すイメージを表現するために、旧ロゴの良さをリスペクトし継承しながら、一方でモダンでグローバルで、オープンさや遊びもある意匠をどう実現するか、徹底的な検討を行いました。そして、ビジネススクールのようにオーセンティックな印象が求められる事業から、ベンチャーキャピタルのように先進性が求められる事業まで、多岐にわたる事業に対応できるバランスを、丁寧なデザイン表現の中に結晶化しました。

Bouncing with Motion & Control ──日本精工(NSK)のグローバルキャンペーン公開

Takramは、日本精工(NSK)のグローバルキャンペーン「__ with Motion & Control」の企画・制作を行ないました。

Takramのコアであるデザインエンジニアリングを活かしたブランディングプロジェクトは今年で4年目を迎えます。2020年の「Running」に始まり、「Connecting」「Drawing」と続き、23年は「Bouncing」をテーマに、機構・制御システム設計から動画やグラフィックの制作までを担いました。

素早く、そして緻密に動くNSK独自の機構を用いて、あらゆるものに「Motion & Control」を提供するNSKが未来へと飛び出す様を映像で表現しています。ぜひご覧ください。

AIR SHELF ──ミッションを体現するシグネチャープロダクトのデザイン公開

Takramは、つっぱり棒のトップシェアメーカー平安伸銅工業とのコラボレーションブランド「AIR SHELF(エアシェルフ)」の商品企画、プロダクトデザイン及びブランドディレクションを手がけました。

AIR SHELFは、平安伸銅工業の新しいコーポレートミッション「『暮らすがえ』の文化を創る」をプロダクトとして社会に提供するためにデザインした“シグネチャー”となるプロダクトブランドです(2024年2月ごろ発売予定)。

※2024年1月19-21日に、TIERS GALLERY by arakawagripで展示会&トークイベントの開催を予定しています。

Making of Takram「すべては『正直』という北極星のもとに ── 高級ハサミ〈HASA〉誕生の舞台裏」公開

日本を代表する文房具メーカーのコクヨが発売した高級ハサミ〈HASA〉。ハサミとしては同社初のフラッグシップモデルとして、世界的なデザイン賞の一つである「iFデザイン賞」や「グッドデザイン賞」を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。見せかけの機能や造形を追わないデザイン、使い手とハサミというツールの“正直な関係”に焦点を当てたHASAのコンセプトは、どのようにして導き出されたのでしょうか。開発担当者のコクヨ藤谷慎吾さんと、インダストリアルデザイナー田中尚と中森大樹によるメイキングストーリーを、ぜひご覧ください。

「デザイン経営の現在地」Vol.3アーカイブ販売開始

「『デザイン経営』宣言」策定のコアメンバーである田川と、座長を務めた一橋大学大学院の鷲田祐一教授がホストとなり、「デザイン経営」に先進的に取り組む企業のキーパーソンに、その舞台裏についてお話をうかがうシリーズイベント「デザイン経営の現在地」。

Vol.3のアーカイブ販売が開始されました。Vol.3は、Soup Stock Tokyoなどを手がけるスマイルズの取締役社長兼CCO野崎亙さんと、良品計画の上席執行役員の嶋崎朝子さんをゲストにお招きしました。「デザイン」の概念を拡張し、広範にビジネスに取り入れてきたデザイン経営を象徴する2社の視点から、ブランディングにおけるデザインの可能性、そしてデザインがブランディングにどのように寄与するのかをひもとく、トークセッションになっています。

Photo by  ASAMI MAKURA

12/17 コンテクストデザイナー渡邉が「Wellness Folklore TALK SHOW」に登壇

コンテクストデザイナーの渡邉康太郎が、情報学研究者のドミニク・チェンさんと、12月17日(日)に開催される『Wellness Folklore TALK SHOW』に登壇します。「旅」「工芸」「ファッション」「発酵」など、さまざまなテーマで47都道府県の個性を紹介しているd47 MUSEUMが、開館以来開催している「Wellness Folklore」。その第33回目となる企画展のテーマである「健やかな美しさ」に合わせて、「ウェルビーイングとゆらぎのあるものづくり」をテーマに語り合います。

ウェルビーイング研究の第一人者ドミニク・チェンさんとコンテクストデザイナーとして『「ものがたり」が生まれる「ものづくり」』をデザインする渡邉のそれぞれの作品を取り上げながら、これからのウェルビーイング×ものづくりについて話します。

12/26 コンテクストデザイナー渡邉がKyoto Creative Assemblage「Dialogue」に登壇

12月26日(火)にオンライン開催される、Kyoto Creative Assemblage主催のシリーズトークイベント「Dialogue」に、コンテクストデザイナー渡邉康太郎が登壇します。テーマは、「無意味の意味を考える:ビジネスと人文知」。コンテクストデザインを通して“取るに足らないもの”の価値を探る渡邉と、鮨屋、フレンチ、アパレルなどのサービスをはじめ、デザインやアートなどを含めた文化の経営学を研究する山内裕さん(京都大学経営管理大学院教授)との対談を通して、”無意味の意味”を問い直します。ご参加、お待ちしています。

今月のTakram Cast

今月のTakram Cast

Takram Castでは、Takramの思想やプロジェクトの多様さを感じていただけるラインナップをお届けしています。多彩な専門性をもったメンバーが、ビジネスからテクノのロジー、クリエイティブまで、そして文学、教育から社会のトレンドまでをカジュアルに語ります。
 

Xとブランドコミュニケーション

2022年10月に、テスラやスペースXで知られる起業家イーロン・マスクによって買収されたTwitter。Xへと社名が変わり、新たな機能やサービスが次々と実装されています。今回は、X株式会社 Large Client Solutions プラットフォーム業界担当の山中駿さんをゲストにお迎えし、Xはどんなメディアを目指しているのか、Xの新たなビジョンや、ブランドコミュニケーションにおけるXの活用について、ビジネスデザイナーの菅野恵美が話をうかがいました。

Takramの本棚

Takramの本棚

Takramは「Learn for Life」をコアバリューのひとつに掲げ、日々の学びを大切にしています。最近Takramメンバーが読んだ書籍の中から、メンバーのコメントを添えてご紹介します。

 

Glimmer: How Design Can Transform Your World / Warren Berger(著)

この本は、デザインとは一体何なのか、まったく分からなかった大学時代に読んだ本です。
デザイナーのように考えるとはどういうことなのか、デザインとはいかに変化の触媒となることなのかを探求します。デザイナーのレンズを通して世界を見ることが、ビジネス、社会、そして個人的な課題の解決にいかに役立つかが明らかにされています。また、実践的なデザインの原則を紹介し、読者自身の人生の課題に適用するためのツールを提供してくれます。
自分は、これらのコンセプトの多くを、今でも自分のデザイン実践に活かしています。(二日一)

 

21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点』 / ダニエル・ゴールマン, ピーター・センゲ(著), 井上英之(監修, 翻訳)

小中学生の不登校の人数が過去最多となっているそうです。子ども同士、子どもと先生との関係性の構築がうまくできていないことも要因の一つだと思います。自分の子どもたちももっと楽しそうに学校にいってくれるとよいなとヒントがありそうと思い読みすすめました。感情論だけではなく、この本に書かれてあるようなシステム思考や行動心理学などを活用することは、子どもたちが感情をコントロールしたり、関係性をつくれるようになる一助となりそうです。純粋な勉学だけではなく、こういった分野の教育のアップデートもすすんでいくとよいなと思います。(阿野)

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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.

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