Takram

こんにちは、Takramです。デザインとイノベーションに関する情報を、ニュースレターとしてお届けしております。

Contents

  • 多様なスポーツの楽しみ方を伝えるGOLDWIN WEB STOREをデザイン
  • ホースコーチングプログラムをリブランディング
  • デザインエンジニア田川がDXL DESIGN ACADEMYに登壇
  • Takram Night #7「PLATEAUが創る新しい都市と世界の舞台裏」を開催
  • 『オリジナルフォントとデザイン事例54』に3プロジェクトが掲載
  • 『デザイナーズFILE 2024』に4プロジェクトが掲載
  • 今月のTakram Cast

多様なスポーツの楽しみ方を伝えるGOLDWIN WEB STOREをデザイン

Takramは、日本のスポーツ / アウトドアシーンを牽引する株式会社ゴールドウインのWEB STOREのリニューアルを手がけました。リサーチからコンセプトメイキング、UX/UIデザイン、またそれにかかわる各種ガイドラインの作成、フロントエンドのプロトタイピング、そして運用サポートまで、多岐にわたりサポートしました。

今回のリニューアルでは、これまで通り、高い技術力とデザイン力をもつ高品質な製品を販売することに加え、「スポーツと環境を第一に考える」という企業理念のもと、さまざまなスポーツの楽しみ方を伝え、新たな体験につながる機会を提供するWEB STOREになることをめざしました。

そのコンセプトとなったのが、"GOLDWIN WEB STOREとしての人格”を構築することでした。その人格をコアに据えて、サイトの機能やトーン、そしてコンテンツに展開することで、さまざまなアクティビティ軸で製品を使うシーンが想像できる特集ページなどのコンテンツに落とし込んでいます。

今回のプロジェクトでは、クライアントの課題に対して、一方的にアウトプットを提示するのではなく、より本質的な部分をWEB STOREに盛り込むことにチャレンジしました。そのために、プロジェクトスタート時からゴールドウインとTakramはワンチームとして伴走しながら、約1年半という長期間にわたって“GOLDWIN WEB STOREのこれからの姿”について、密に議論を重ねていきました。

ぜひ、リニューアルしたGOLDWIN WEB STOREを体験してください。

ホースコーチングプログラムをリブランディング

Takramは、株式会社COASが札幌の牧場で提供する、馬との体験を通したプログラムのリブランディングを手がけました。

このプロジェクトでは、プロジェクトメンバー4名が合宿形式で4日間牧場に滞在し、これまで「ホースコーチング」の名前で親しまれていた、馬をコーチとする内省・行動変容プログラムや現地の空気感を体感し、身体的・心理的な感覚を取り入れながらブランドを考えるプロセスを試行しました。その後、これからの事業展開を見据えたプログラム構造の整理に始まり、ビジュアルのトーン&マナー設定、ネーミング・ステートメント作成、サービスウェブサイト作成まで手かけました。

通常のように論理的・理知的にサービスやブランドの提供価値を構築するだけでなく、株式会社COASのメンバーや馬と短期間の生活を共にすることで、牧場の空気や馬の存在など感覚的な価値や質感を深く同期したプロジェクトの成果となっています。

デザインエンジニア田川がDXL DESIGN ACADEMYに登壇

4月19日(金)に麻布台ヒルズの〈ヒルズハウス・パークラウンジ〉で開催される東京大学のデザイン・イノベーション教育プログラム「DXL DESIGN ACADEMY」に、デザインエンジニアの田川欣哉が登壇します。プログラムは、「イノベーション・スキルセット BTC人材へのファーストステップ」をテーマに、ワークショップ型で開催します。

わたしたちはいま、自然災害、世界中で続く戦争や紛争、気候変動、 エネルギー問題、そして少子高齢化など、 “予測困難な”課題に直面しています。こうしたさまざまな課題に対処するために、デザインを活用するイノベーション人材・組織について、豊富な事例を取り上げながら、ワークショップ形式で学びます。

半日(9:00〜18:00)にわたる長丁場なワークショップとなりますが、ご興味ある方はぜひご参加ください。終了後、カジュアルな懇親会も予定しています。

Takram Night #7「PLATEAUが創る新しい都市と世界の舞台裏」を開催

Takramが定期開催するカジュアルなトークイベント「Takram Night」。毎回、Takramの内側での取り組みや直近のプロジェクトなどについて話しています。


4月3日(水)に開催するTakram Night #7では、昨年4月から9月の期間、デザインエンジニアの松田聖大がプロトタイプ開発を手がけた、「PLATEAU(プラトー)(※)の3D都市モデルのビューアであるPLATEAU VIEWの次期バージョンの開発の舞台裏を、国土交通省の内山裕弥さんと話します。

参加申し込みは、3月31日(日)までとなります。残席僅少となっていますので、参加希望者が多数の場合は抽選となります。なにとぞ、ご了承願います。

※「PLATEAU」は2020年に国土交通省主導のもと、デジタルとフィジカルが高度に融合するSociety5.0の基盤となるべく、「3D都市モデルの整備」「3D都市モデルのユースケース開発」「3D都市モデルのオープンデータ化」の3つを軸とした、日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクトです。全国約200都市、約2万平方kmという世界でも類を見ない規模で3D都市データの整備や実証実験が展開されています。

『オリジナルフォントとデザイン事例54』に3プロジェクトが掲載

3月25日にMdNから刊行された『企業・ブランド・プロジェクトの個性を伝える オリジナルフォントとデザイン事例54』は、実力派アートディレクター、フォント会社による、フォント、ロゴ、VI・CI、パッケージなどの各種ツール、オンスクリーンといった、オリジナルフォントの幅広い展開事例を集めたデザインアーカイブになっています。

Takramが手がけたプロジェクトからも、中川政七商店のハンカチブランドmotta、ミツバチを主役に自然との共生をコンセプトとしたニセコの農園THE BEE & THE FARM、「一冊、一室。」をコンセプトにした森岡書店のオリジナルフォントが取り上げられました。

『デザイナーズFILE 2024』に4プロジェクトが掲載

プロダクト、インテリア、建築などのデザインとデザイナーを一覧して紹介する『デザイナーズFILE』〈ボーンデジタル〉の2024年版が刊行されました。

Takramからは、表紙のクリエイティブとしても採用された平安伸銅工業とのコラボレーションブランド「AIR SHELF」、リモートワーク時代のファニチャー「Chair Neue」、備蓄食品「Gift&Stock」、コクヨのハサミとしては初のフラッグシップモデル「HASA」が掲載されています。

ぜひ、書店でお手にとってご覧ください。

今月のTakram Cast

今月のTakram Cast

Takram Castでは、Takramの思想やプロジェクトの多様さを感じていただけるプログラムをお届けしています。多彩な専門性をもったメンバーが、ビジネスからテクノロジー、クリエイティブまで、そして文学、教育から社会のトレンドまでをカジュアルに語ります。

 

毎週月曜日に2本のペースで公開しているTakram Castは、2016年の初配信から8年目を迎えました。今月は、これまで配信した約500本のプログラムからバックナンバー的な掘り起こしを含めてご紹介します。

 

Apple Vision Proと空間コンピューティング #01

2月に米国発売されたApple Vision Proについて語り合うシリーズの第1回です。Mark@XRとして集まるデザインエンジニア、ビジュアルデザイナー、グラフィック/ XRデザイナーという異なる領域を専門とするメンバーが、Apple Vision Proを実際に触った感想、過去のHMD(Head Mounted Display)との比較、技術的な特徴、空間コンピューティングがもたらす新しい体験の可能性などについて話しています。

 

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データとデザイン2 #04:サービスとデータの振り子を振る

シリーズ第4回は、2月19日にARCH虎ノ門ヒルズインキュベーションセンターで開催されたトークイベントのトピックとも関連する、書籍『データとデザイン』〈BNN〉の終章を解説。


「〈データデザイン〉の本質的価値は、サービスとデータの振り子を振り、データを主体としたボトムアップ的思考で実現可能性を理解し、人を主体としたトップダウン的思考で生活者を観察し、複雑なパズルを解き切ることある」という櫻井が、長年のデータ活用プロジェクトで培った経験とビジョンを話します。

 

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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.

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