Takram

こんにちは、Takramです。2023年がまもなく暮れようとしていますが、どのような一年でしたか? TakramからみなさんへSeason’s Greetingsをお届けします。2024年も素晴らしい一年でありますように。

 

Contents

  • Season’s Greetings from Takram
  • 2024年はチェンジメーカーとのコラボレーションが加速します
  • コラボレーションブランド「AIR SHELF」ローンチ展示会を開催(1/19-21)
  • Apple Vision Proを紐解く: 3D UIの可能性と制約
  • 2023 of Takram Cast
  • Winter Break Book Club

Season’s Greetings from Takram

今年も残すところ、あと数日になりました。2024年の足音が聞こえる中、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年もさまざまなプロジェクトを通して、多くの方々と活動をご一緒できましたことを、Takram一同、大変ありがたく感じております。この場を借りて、心より感謝申し上げます。来年も「イノベーション」と「ブランディング」をキーワードに、組織や社会のチェンジメーカーの皆様と、世界に前向きな変化を生み出す機会を探っていければと思います。また皆様とお会いできる機会を楽しみにしております。良い年末をお迎えください。

2024年はチェンジメーカーとのコラボレーションが加速します

2023年は、コロナ禍以降、減っていたオフラインイベントが戻ってきた一年でした。TakramでもSPBS THE SCHOOL、ダイヤモンド社と開催しているシリーズイベント「デザイン経営の現在地」や「Takram Night」「Park@」、そして海外開催となりましたが「think・share・make with Kontrapunkt + Takram」などをオフラインで開催してきました。

2024年は、チェンジメーカーのみなさんとのコラボレーションをより一層活発化させていくことを構想しています。「デザイン経営の現在地」や「Takram Night」「Park@」はもちろん、ミートアップイベント「Takram Brew」(仮)など、さまざまなかたちでインタラクションの場をつくっていきます(Takram Brewについては、年明けより情報を共有していきます)。

ぜひ、みなさんとお目にかかれることを楽しみにしています。ご期待ください。

コラボレーションブランド「AIR SHELF」ローンチ展示会を開催(1/19-21)

つっぱり棒のトップシェアメーカー平安伸銅工業とのコラボレーションブランド「AIR SHELF (エアシェルフ)」の2024年2月末発売に先立ち、TIERS GALLERY by arakawagrip (東京・表参道)にて、AIR SHELFを初展示し、実際に見て触れる展示会が、1月19日(金)〜21日(日)の3日間開催されます。

また、1月20日(土)18時より、竹内香予子氏(平安伸銅工業代表取締役)と田川欣哉(Takram代表)、岩松直明(Takramプロダクトデザイナー)によるトークも開催予定です。Takramのプロダクト開発の実例をご覧いただける機会となりますので、ぜひ、お気軽にお越しください。

※1月19日(金)は招待制になります。ご来場を希望されるメディア・バイヤーの方は、平安伸銅⼯業株式会社 広報( press-team@heianshindo.co.jp )までお問い合せください。

Apple Vision Proを紐解く: 3D UIの可能性と制約

Apple Vision Proを紐解く: 3D UIの可能性と制約

2023年6月WWDC2023で発表された「Apple Vision Pro」。〈デジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合しながら、実世界や周囲の人とのつながりを保つことができる革新的な“空間コンピュータ”〉と謳われるApple Vision Proを、発表後すぐにデザインエンジニア野見山真人が考察。visionOSのデモを触りながら、3D UIの可能性と制約などについて考察しています。

野見山は、生成AIをはじめとしたさまざまな先端技術を機能的かつ情動的に組み合わせ、テクノロジーとひとを繋ぐものづくりに取り組んでいます。Apple Vision Proについては、今後もSharePlayをはじめとした複数人での共同作業体験や、環境のコンテクストを共有する方法などについて深掘りをしていく予定です。

Apple Vision Proの考察にご興味のある方は、ぜひメディアプラットフォーム「note」で野見山が公開する「Apple Vision Proを紐解く:  3D UIの可能性と制約」をご覧ください。

 

デザインエンジニアが多く所属するTakramは、エンジニアリングがリードするプロジェクトを得意としています。プロジェクト等についても、ぜひお気軽にこちらからお問い合わせください。

2023 of Takram Cast

今年もTakram Castを通して、Takramのプロジェクトやメンバーの多様さをお伝えしてきました。2023年配信分からプログラムをいくつかピックアップしました。2024年も今年以上に配信していきますので、ぜひご期待ください。

 

1. Takram Cast NY #30: DEIの現在地とこれから

多様性を象徴する街ニューヨークのスタジオメンバー、naomiとmotosukeによる配信です。
全世界的なアジェンダの一つに挙げられるDiversity, Equity & Inclusion(DEI)は、ビジネスにも大きな影響を与えています。多様な価値観や文化が混じり合うニューヨークに拠点を置くPanasonicのデザインR&D組織FLUXとTakram NYは、社会的マイノリティを取り巻く新たな潮流をリサーチし、「Future Signals Insight」としてまとめました。実践者・生活者たちとの対話などから、どのようなことが見えてきたのか。FLUXの今枝侑哉さんをゲストにお話しします。(2023年2月6日配信)

  
2. Innovation Discovery - Episode 9 - 理性的なデザインと情緒的なデザイン

デザインエンジニア谷口と田川によるイノベーション談義の第9回です。バックナンバーもぜひお楽しみください。
田川が『AXIS』誌で連載中の「BTCトークジャム」でのトーマス・ヘザウィックとの対談で話題に挙がったという昨今のデザインの潮流は、「情緒と理性」や「表現と問題解決」のような二項関係として捉えることができます。従来的なニュアンスからの転換を果たしつつあるデザインの役割を、象徴的な事象を取り上げながら議論しました。(2023年4月17日配信)

3. Voices from C&R #6: コミュニティメンバー募集

TakramのCulture&Relationsチームが取り組むデザイン・コミュニティ「Park@」。本日29日(金)から第2期の募集が始まりましたが、その原点やいかに。
Takramが構想するU30のデザイナーを対象としたデザイン・コミュニティ「Park@」がついに始動。「Park@」はいま、所属先を問わず、思いを同じくしたデザイナーたちで、シーズンごとに設けたテーマをリサーチし、デザインし、発信・発表を通して、興味・関心を広げ、共に学び合う仲間を探しています。中核メンバーであるラタン・トゥクと鹿島理佳子が「Park@」に込めた思いと共に、今後の活動やメンバー募集に向けた具体的な情報を紹介します。(2023年4月25日配信)

Winter Break Book Club

Takramは「Learn for Life」をコアバリューに掲げ、日々の学びを大切にしています。Takram内のコミュケーションチャンネルには日々、さまざまなタイトルが流れてきます。年末年始の読書用と思しきタイトルもちらほら。さて、みなさんの年末年始に読む本は決まりましたか? 田川、佐々木、山本の年末年始本をコメントとともに紹介します。
 

1. 『ガラスの技術史』 / 黒川高明 (著)

人類史で初めてガラスが作られたのは紀元前3000年頃のメソポタミアとのこと。この透明でキラキラした物体の製造方法を、人類はどのように発明し育ててきたのか。ガラスがなければ、住宅は暗いままでしたでしょうし、メガネも光ファイバーもない世界だったはずです。今では身の回りにありふれた「ガラス」ですが、その成り立ちを通して社会やテクノロジーのあり方を見つめ直してみたいと思いました。(田川)

 

2. 『冬の本』 / 安西水丸, 池内 紀, 伊藤比呂美, 片岡義男, 木内 昇, 平松洋子, 穂村 弘, ホンマタカシ, 又吉直樹, 山崎ナオコーラ, 山田太一, 吉田篤弘ほか72人(著)

私は正直なところ寒いのは苦手でが、冬の朝に柔らかい陽射しを窓越しに浴びながらコーヒーを飲む時間はちょっとだけ好きです。そんな時間を一緒に過ごしたい1冊を選びました。今年は夏も冬も異常気象ををひしひしと肌で感じた一年でした。気候変動は大きな問題ですが、まずは自分にできることを見直しつつ、日本の四季のがくれる豊かさや鮮やかさを年末にじっくりと味わいたいと思っています。(山本)


3. 『未来省』 / キム・スタンリー・ロビンスン(著), 坂村 健(解説), 瀬尾具実子(翻訳)

ここ最近、異常に暖かい冬を過ごしており、今年は気候危機の影響を文字通り肌で感じ続ける一年でした。この本で提示されるテクノロジー、経済や金融の仕組みや体制はすでに実在するものが多いとのこと。自分のできる範囲で取り組める、具体的で効果的な対策は何があるか。そんなことを考えるために本書を手に取ってみたいです。(佐々木)

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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.

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