Takram Takram Newsletter, September 2022

こんにちは、Takramです。デザインとイノベーションに関わる情報を、ニュースレターとしてお届けしております。

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H3 Flight Status Indication System for Publicのプロジェクトページを公開しました

H3 Flight Status Indication System for Publicのプロジェクトページを公開しました

Takramは、H3ロケットの飛行状況をリアルタイムで可視化するシステム「H3 Flight Status Indication System for Public (H3 FIP)」のデザインと開発をしました。本システムは宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の種子島宇宙センターに設置され、H3ロケットの打上げライブ中継に使用される予定です。

大気散乱など、宇宙からしか見えない現象をも盛り込んでおり、詳細についてはぜひプロジェクトページをご覧ください。

 

H3 Flight Status Indication System for Public

Takramが取り組む初のデジタルプロダクト『T2T』の舞台裏を公開

Takramが取り組む初のデジタルプロダクト『T2T』の舞台裏を公開

「デザインの力で世の中にインパクトを。Takram初の新規プロダクト立ち上げ。」。そんなコピーとともにスタートしたYOUTRUSTの「かなう副業」。社会に点在するチェンジメーカーと協業し、よりよい社会を実現していくというTakramのミッションに共鳴していただいた多くの方々の中から、石垣純一さんと石崎智也さんをコラボレーターに迎え、Takram初のデジタルプロダクトを立ち上げています。noteではどのようにコラボレーションを行ってきたのかを中心に、Takramが考える外部コラボレーターの方との協業のあり方などについて語っています。ぜひご覧ください。

 

また、本記事で取り上げているT2Tの仕組みについては、Takramの田川と趙がこちらのTakram Castで語っています。ぜひ、上記記事と併せてお聞きください。

PhotovolphiliaとEnergy Proverb Netがロッテルダムで展示中

PhotovolphiliaとEnergy Proverb Netがロッテルダムで展示中

Takramが取り組んだ自主プロジェクトPhotovolphiliaとEnergy Proverb Netが、9月よりロッテルダムのHet Nieuwe Instituutではじまった「The Energy Show」にて展示されています。

 

PhotovolphiliaとEnergy Proverb Netはどちらもエネルギーにまつわるオルタナティブな世界の可視化をテーマに行った自主プロジェクトで、今回の展示に合わせて公開したPhotovolphiliaのプロジェクトページでは、本作のコンセプトである私たちとエネルギーの関係のあり方についても書いておりますので、こちらも併せてご覧ください。

現在のインターネットが抱える重大な問題についてのリサーチを公開

現在のインターネットが抱える重大な問題についてのリサーチを公開

オンラインコミュニケーションに大きな変化をもたらす可能性を秘めたメタバースが社会を賑わすなか、Takramはこの春、あるコラボレーターから「現在のインターネットにまつわる重大な問題」をリサーチし、まとめるよう依頼を受けました。そのリサーチのなかから特筆すべきいくつかの事象をまとめ、「Takram Newsletter」の英語版として7月にリリース。今回はその記事を翻訳したものをnoteで公開しておりますので、ぜひご覧ください。

Takramがニッコー株式会社と共同開発した「Table Planter™」が販売開始

Takramがニッコー株式会社と共同開発した「Table Planter™」が販売開始

Takramがニッコー株式会社と共同開発した、「人も植物も同じ素材からできた道具で生活する」という新しいライフスタイルを提案するプロダクト「Table Planter™」が公式Webサイトより販売がはじまりました。家にいる時間が長くなった今こそ、ぜひお買い求めください。

 

また、プロジェクトページやTakram Castの舞台裏話(#1 #2 #3)も引き続き公開しておりますので、ご覧くださいませ。

Takramの学びを支える「ビジティング・メンター」制度の取り組みを紹介

Takramの学びを支える「ビジティング・メンター」制度の取り組みを紹介

「拡張する輪郭」「学ぶ組織」......といったキーワードが表すように、Takramは自らの可能性を広げるために学ぶ姿勢をもったメンバーが集まるチームです。学びの環境は個々人の取り組みだけではなく、組織としても後押しする仕組みを整えています。そのひとつが「ビジティング・メンター」という制度です。

 

各領域でリーダークラスのプロフェッショナルとのプロジェクトやレクチャーを通して専門性を深めるこの制度が、いかにグラフィックデザインチームの輪郭を拡張させているのかを、ブランディングエージェンシーKontarapunktのボー・リンネマンさんとTakramのアートディレクター山口幸太郎が話しました。noteで公開しておりますので、ぜひお読みください。

大切な人にあげたくなる、部屋にもおきたくなる、おいしい備蓄「Gift&Stock」のプロジェクトページを公開しました

大切な人にあげたくなる、部屋にもおきたくなる、おいしい備蓄「Gift&Stock」のプロジェクトページを公開しました

Takramは、株式会社博報堂と共同で社会課題を起点として未来を創造していくことを目的としたジョイントプロジェクトを実施し、食品メーカーの協業により新しい備蓄食品「Gift&Stock(ギフトアンドストック)」の商品化を実現しました。

「Gift&Stock」は、おみやげの連鎖で社会の食料備蓄を増やすことをミッションとし、「大切な人にあげたくなる、部屋にもおきたくなる、おいしい備蓄」をコンセプトとして生まれた備蓄食品のブランドです。

社会課題を起点としたビジョンデザイン、コンセプト開発・プロダクトデザイン、ブランド開発・パッケージデザインなど、様々な専門性を総動員して社会実装に至ったプロジェクトとなっており、プロジェクトページでも一部そのプロセスなどをご紹介しております。ぜひご覧ください。

 

なお、Gift&Stockは岩手缶詰様のオンラインショップで販売しております。ご自身や身の回りの方々のために、ぜひお買い求めください。

今月のTakram Cast

今月のTakram Cast

Takram Castでは、デザインからエンジニアリング、ビジネスから文学、教育から実践まで、Takramの思想やプロジェクトの多様さを感じていただけるようなラインナップをお届けしています。
 

Voice from C&R #03

Culture&Relations(C&R)の取り組みのひとつ「コミュニティ・プロジェクト」。C&Rメンバーである山本が聞き手となり、Takramの元インターンであり、デザイナーのトゥクピこと、ラタン・トゥクさんと共に、今回から新メンバーとして加入してくれた鹿島理佳子さんについて紹介します。2人の現在の興味関心のあるトピックを通して、若手デザイナーの視点から見えるデザインや、デザイナーの未来についてお話しします。次回からはいよいよ今回触れたテーマをきっかけにプロジェクトも本格始動していきます。

 

Mark@XRに小林さんがやってきた

Takramのメンバーが専門分野の先端性や深さを常に磨くためのグループ活動、Mark@。Augmented RealityやVirtual Reality、Mixed Realityを総称してXRと呼ぶ領域に興味を持つメンバーが参加しているMark@XRに、新メンバー小林さんが加わりました。これまでの活動や小林さんの経歴を振り返りつつ、今後チャレンジしたいテーマについて話します。

Takramの本棚

Takramの本棚

Takramは「Learning Organisation」をコアバリューに掲げ、日々の学びを大切にしています。最近Takramメンバーが読んだ書籍の中から、メンバーのコメントを添えてご紹介します。

 

『パラレルワールド』/ 小林泰三(著)

地震と洪水のダブル災害によって、家族の形が大きく変わった幼い男の子と夫婦の話を描いた小説。災害をきっかけに、一方の世界線では父が亡くなり母が生き残り、もう一方の世界線では母が亡くなり父が生き残り、男の子はどちらの世界にも同時に存在しているというパラレルワールドが作り出される。フィクションとはいえ、近年の日本で頻繁に起こっている自然災害に起因する被害や感情描写のリアリティがあり、極限状態で何を優先すべきか、考えさせられる作品。(大場)
   

『垂直の記憶』 / 山野井泰史(著)

随分前になるが沢木耕太郎の「凍」を読んだ。誰もが生きることを諦めるような壮絶な環境から生還する様子を描いた内容に引き込まれた。本書はその当事者であるアルパインクライマー山野井泰史さんが、妻妙子さんと共に行ったギャチュン・カン登山の挑戦の記録を綴ったものである。登攀中の極限状態のなかで繰り広げられるぎりぎりの駆け引きや決断、僕らの日常生活では決して感じることのない「死」がそこにある体験と心象の描写が見事だ。「不死身だったら登らない。どうがんばっても自然には勝てないから登るのだ」と言わしめるほど、「生」とは何かについて、誰よりもシンプルに向き合い続けてきた彼の答えがここにある。(新)

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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.

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