Takram Takram Newsletter, March 2023

こんにちは、Takramです。デザインとイノベーションに関わる情報を、ニュースレターとしてお届けしております。

Contents

Kachakaと、Kachakaがもたらすさまざまなライフスタイルの形

Takramがデザインパートナーをつとめるスマートファニチャープラットフォーム「Kachaka」が公開・先行予約開始

Kachaka(カチャカ)は株式会社Preferred Roboticsが2023年2月1日に発表した、全く新しいスマートファニチャーのプラットフォームです。人の指示で家具の“自動運転”を行う家庭用自律移動ロボット「カチャカ」および専用家具「カチャカシェルフ」を組み合わせることで、スマートファニチャーのある暮らしを始めることができます。

Takramは、企画開発の初期段階からPreferred Robotics社のデザインパートナーとして、コンセプトメイク・R&Dサポート・プロダクトデザイン・サービスデザイン・アプリUIデザイン・VIデザイン・ローンチウェブサイトなどの一連のデザインを担当しました。プロダクトデザインにはデザイナーの鈴木元さん、ローンチムービー制作にはWhatever Co.を迎え、デザイン面における高い品質を目指しました。

 

Kachakaブランドサイト

 

Kachakaの販売開始は5月を予定していますが、公式ページより先行予約が可能となっております。また、有楽町と越谷レイクタウンのb8taでは体験会も実施されており、こちらも公式ページより予約が可能です。動くカチャカをぜひご体験ください。

 

Takramのプロジェクトページでは、コンセプトの経緯、ロゴやアプリをはじめデザインに込めた意図などを解説しております。こちらも併せてご覧ください。

 

プロジェクトページ: Kachaka

ビザスクのリブランディングプロジェクトを公開

ビザスクのリブランディングプロジェクトを公開

Takramは、日本最大級のナレッジプラットフォームを運営するビザスクのリブランディングをサポートしました。ビザスクは米国大手のColeman社とのブランド統合を機に、世界トップのナレッジプラットフォームへと成長を目指しています。その成長を加速させるエンジンとなるよう、ブランドストラクチャーの整理やVIの刷新などを行ないました。

ブランドコンセプトであり、ミッションでもある「知見と、挑戦をつなぐ」を表す力強い一本の線に、ビザスクが目指す姿を表す「知性」「信念」「探索」の要素を込めた3つのカラーを配したロゴは、今後“One Company”としてグローバルに事業を拡大していくビザスクに寄り添います。

 

ブランドサイト: VisasQ Brand Site

プロジェクトページ: VISASQ Rebranding

 

また、本プロジェクトを記念に行われたビザスクCEOの端羽さんとTakramの田川による対談「INNOVATION MEETING 2023 次世代イノベーターを創る、デザイン思考と越境力」でもプロジェクトの経緯や舞台裏が語られてます。無料でご視聴いただけますので、ぜひご覧ください。

 

INNOVATION MEETING 2023 次世代イノベーターを創る、デザイン思考と越境力

クリエイティブコミュニティの場「The Parlor」をニューヨークにオープン

クリエイティブコミュニティの場「The Parlor」をニューヨークにオープン

ニューヨークにおけるさらなるクリエイティブ・コラボレーションを目指し、monopo New York / BLANK Design / Coralsと共同でコミュニティスペース「The Parlor」をオープンしました。

クリエイティブなスタジオやアーティストが多く集まるニューヨークのブルックリン・グリーンポイント地区にあるこの施設は、「The Parlor」(客間)という名前のとおり、より多くの方々とのコラボレーションの場となることを目指します。

Takram New Yorkも本施設の一角をオフィスとしており、コワーキングスペースとして利用できるだけでなく、ラウンジスペース・キッチン設備を活用してイベントスペースとしてもご利用いただけます(要予約)。

 

The Parlor

収容人数: 30名程度

所在地: 64 Meserole Avenue, 2nd Floor, Brooklyn, New York 11222

管理運営者:Corals Inc.

利用・お問い合わせにつきましては mito@coralsg.com までご連絡ください。

J.LEAGUE 30th Anniversaryのプロジェクトページを公開

J.LEAGUE 30th Anniversaryのプロジェクトページを公開

Takramは、2019年よりJリーグのブランドガイドラインの策定をはじめ、さまざまな施策を通してリーグ全体のブランディングをサポートしています。1993年5月15日に国立競技場で開幕したJリーグは、2023年に30周年を迎えます。記念すべきメモリアルイヤーに向けて、Takramは“J30”のアニバーサリーロゴとメインビジュアルを制作しました。

プロジェクトページでは、シンプルなロゴであるがゆえの展開性の広さや、30周年を記念してつくられたオフィシャルマスコット「Jリーグキング」の3D化に伴うこだわりをご紹介。

 

J.LEAGUE 30th Anniversary

 

また、本プロジェクトのCGIデザインとディレクションを手がけた小林による、CGIデザイナーとしてのTakramでのチャレンジについて語った記事をnoteで公開しております。こちらも併せてご覧ください。

 

なぜCGIデザイナーがTakramを選んだのか──ビジネスとクリエイティブの境界を溶かす小林諒の専門性

多様なデザイナーが一堂に会するデザインの祭典「Featured Projects 2023」にTakram 田川が登壇

多様なデザイナーが一堂に会するデザインの祭典「Featured Projects 2023」にTakram 田川が登壇

4/8(土)と4/9(日)にコクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」で行われるデザインの祭典「Featured Projects 2023」のトークセッションのひとつ、「よいものを生み出し続ける、デザインスタジオ」にTakramの田川欣哉がモデレーターとして登壇します。CEKAI加藤晃央さん、Allright髙田唯さん、TBWA米澤香子さんをスピーカーにお迎えし、よいものを生み出し続けるデザインスタジオがいかに可能かを考えます。

 

「よいものを生み出し続ける、デザインスタジオ」

日時: 2023年4月9日 12:10-13:20

会場: 東京都港区港南1丁目8番35号 コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS

 

本トークセッションのチケットはこちらから購入できます

その他のニュース

Takram 河原が登壇したイベントBCGDV Design Meetup #11の記事が公開されました

 

アエラスタイルマガジンVOL.53にTakram 渡邉による記事「3回目の本への書き込みと、あらたなはじまり。」が掲載されています

 

日経クロストレンドによる連載『デザインファームに学ぶ「マーケ思考」』にプリファードネットワークスCMOの富永さんとTakram 田川の対談が掲載されています

今月のTakram Cast

今月のTakram Cast

Takram Castでは、デザインからエンジニアリング、ビジネスから文学、教育から実践まで、Takramの思想やプロジェクトの多様さを感じていただけるようなラインナップをお届けしています。
 

アウトドアとデザイン #2

Takram NYのビジネスデザイナーhayatoが「アウトドアとデザイン」をテーマにお届けするシリーズ。日米のアウトドア業界のトピックを中心に、デザインリサーチやブランディング、プロダクト、サービス、ビジネスなどをデザインの観点から読み解くほか、時にアクティビティ談義を織り交ぜながらお届けします。第2回目の今回は、キャンプ版のAirbnbと呼ばれ、米国アウトドア市場で飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長しているHipcampというサービスについて、デザインとビジネスの観点で解きほぐしていきます。また、日本で同様のサービスを展開する場合のチャンスや課題についても考察していきたいと思います。

本Takram Castに関連して、hayatoによる解説記事をnoteで公開しておりますので、こちらも併せてぜひご覧ください。

Hipcamp - キャンプ版Airbnbの成功の秘密とは?

 

Why I joined Takram - 山田水香

Takramのメンバーが、Takramとの出会い、参画した経緯などについて語る "Why I joined Takram"シリーズ。

今回は昨年UIデザイナーとしてジョインしてくれた山田水香さんにお話を伺いました。デンマークへの留学を通じて感じた日本と海外のデザインプロセスや教育の違い、事業会社からなぜTakramへのジョインを決めたのか、山田さんが目指しているデザインについて語ります。

Takramの本棚

Takramの本棚

Takramは「Learning Organisation」をコアバリューに掲げ、日々の学びを大切にしています。最近Takramメンバーが読んだ書籍の中から、メンバーのコメントを添えてご紹介します。

 

『Letterform VariationsNigel Cottier (著)

グラフィックデザイナー、ナイジェル・コティエの作品集。グリッドとシェイプをベースシステムとした書体の構築と、膨大な量の様々なアルファベットをジェネレートできる可能性について研究したもの。書体の範疇を超え、文字を造形物やモジュールというより記号的なシステムとして捉えた時に、タイポグラフィにどのような可能性が秘められているのか?新たな可能性を感じさせる、非常に興味深いデザインワークでした。(清水)

 

『あいたくてききたくて旅にでる』 / 小野和子 (著)

むかし、むかし。―
あなたの聞いた昔話は何ですか? 主婦であり民話採訪者である小野和子さんが50年に渡り東北を中心に自らの足で訪れ採集した民話集。民話はかつての人々の娯楽であり、知恵であり、祈りでもあった。日々ただ生きる中でポツリと生まれる名もなき言い伝えには、当時の人々の姿が想像力豊かに語られていた。これはただの民話集ではない。小野さんが訪ねる先々のおばあ、おじいとの語らいや風景描写もじんわりと心をあったかくしてくれます。着飾ったものが随分多い世の中だけれども、少し昔の話に耳を傾けてみてはどうでしょう。生きることに対して肩に力が入りすぎているときに特効薬になるような本です。
― ほう、夜、明けたなぁ。(小林)

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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.

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