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こんにちは、Takramです。デザインとイノベーションに関わる情報を、ニュースレターとしてお届けしております。
Contents
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書籍『データとデザイン 人とデータのつなぎかた』がBNNより出版
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ALAUDARK ── BMXのグローバルブランドのブランディングフィルムの制作を公開
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SIGGRAPH Asia 2024 ── 国際的なカンファレンスと展示会のブランディングデザインを公開
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今月のTakram Cast
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Takramの本棚
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デザインエンジニアの櫻井稔が、初の著書となる『データとデザイン 人とデータのつなぎかた』をBNNより上梓しました。
内閣府のビッグデータビジュアライゼーションシステム「RESAS -地域経済分析システム-」のプロトタイプや、データサイエンス支援ツール「DataDiver」のUI/UX設計・デザイン、「隈研吾展ー新しい公共性をつくるためのネコの5原則」でのリサーチプロジェクト「東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則」など、ビッグデータの可視化からUI/UXデザイン、サービスデザインまで幅広いプロジェクトを手がけるなかで培った、データサービス構築における要諦と、全体設計プロセス、そして“人とデータをつなぐ”デザインアプローチ〈データデザイン〉の思想と手法が一冊にまとまっています。
データを利活用したサービス/プロダクトづくりに携わるUI/UXデザイナー、エンジニア、そして自社のデータを用いた製品やサービスづくりに取り組む事業担当者の方々にぜひ読んでいただきたい内容となっています。
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BMXのグローバルブランド「ALAUDARK」のブランディングフィルムを制作しました。BMXの競技人口が多いアメリカをはじめ、イギリス、ヨーロッパ圏にユーザーを数多く抱えるALAUDARKのコミュニケーションのトーン&マナーに対応するために、Takramは上海スタジオのデザイナー趙子駿、東京スタジオのビジュアルデザイナー小林諒、CGデザイナー小松怜奈でチームを組成し、コラボレーターにロンドンを拠点とするサウンドスタジオNoizlabを迎えたクロスボーダーな体制で、このプロジェクトに取り組みました。
また、BMXのようなエクストリームスポーツのユーザーの心を捉えるため、コンセプトは非言語的で直感的であることが重要と考えました。今回はメンバーの専門領域を活かし、“言葉から”ではなく、ラフな要素からCGで描き、“ビジュアルから”コンセプト、そこから広がるデザイン言語を定めていきました。
Takram WebのProjectsページで、そのプロセスやビジュアルを公開していますので、ぜひご覧ください。
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2024年12月3日から6日に、東京国際フォーラムで開催されるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する国際会議と展示会「SIGGRAPH Asia 2024」のブランディングデザインを担当しました。SIGGRAPH Asiaは、毎年夏に北米で開催される「SIGGRAPH」のアジア版として、毎年冬にアジア地域を巡回しています。
本プロジェクトは、デザインエンジニア緒方壽人、グラフィックデザイナー半澤智朗、元インターン山岸奏大で取り組みました。今回のクリエイティブでは、SIGGRAPH Asiaが掲げるテーマ「Curious Minds」に焦点を当て、SIGGRAPHの歴史や、これまで発表された研究を、表現に取り入れるコンセプトを採用し、デザインしています。ロゴ・ビジュアル・タイポグラフィが柔軟に可変するシステムになっているので、多彩なレイアウト・表現が可能となり、ウェブやポスター、会場装飾など、さまざまな媒体で展開できるようになっています。
Takram WebのProjectsページで、そのプロセスやビジュアルを公開していますので、ぜひご覧ください。
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Takram Castでは、Takramの思想やプロジェクトの多様さを感じていただけるプログラムをお届けしています。多彩な専門性をもったメンバーが、ビジネスからテクノロジー、クリエイティブまで、そして文学、教育から社会のトレンドまでをカジュアルに語ります。
データとデザイン2 #01:データから価値を生み出すには、データをヒューマナイズせよ
冒頭でも紹介した、デザインエンジニア櫻井の初の著書『データとデザイン 人とデータのつなぎかた』を読み解くシリーズがスタート。あらゆるものごとがデジタルでつながり、わたしたちは膨大な“データ”を手にしたものの、そこからどれほどの価値を生み出せているのか。Takramのデータ活用プロジェクトをリードしてきた櫻井が、人とデータをつなぐデザインアプローチ〈データデザイン〉を解説します。ぜひ、『データとデザイン』の副音声として、お聴きください。
壁を傷つけずにしつらえる美しい空中棚「AIR SHELF」
1/19-21にTIERS GALLERY by arakawagrip(東京・表参道)で開催された展示会に先立ち、企画・プロダクトデザイン・ブランドディレクションを手がけたプロダクトデザイナー岩松による、AIR SHELF(エアシェルフ)のプロダクト解説や誕生の背景などをお届けします。つっぱり棒のトップシェアメーカー平安伸銅工業とTakramのコラボレーションブランド「AIR SHELF」の魅力、そしてプロダクトに込められたコンセプトとは?
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Takramは「Learn for Life」をコアバリューのひとつに掲げ、日々の学びを大切にしています。「Takramの本棚」では、最近Takramメンバーが読んだ書籍を、コメントとともにご紹介します。
今月は、SPBS虎ノ門で開催中の「デザイン経営の現在地」選書フェアから、Takramメンバーが選んだ書籍をピックアップ。ここで紹介しているタイトルのほかにも多数選書していますので、ぜひ店頭でご覧ください。
『AFTER STEVE 3兆ドル企業を支えた不揃いの林檎たち』ジリアン・テット(著) / 土方 奈美(訳)
デザイン・ドリブン・カンパニーの旗手であったAppleにおいて、スティーブ・ジョブスとジョナサン・アイブがどのように革新的な製品群を生み出したか、そして、それがティム・クックに引き継がれるなかでどのように変容してきたか。Appleのデザイン組織・プロセスも詳細に記述された迫真のドキュメンタリーです。(田川)
『対立の炎にとどまる ── 自他のあらゆる側面と向き合い、未来を共に変えるエルダーシップ』アーノルド・ミンデル(著) / 松村 憲, 西田 徹(訳)
対立する立場や考えも包み込む長老的な在り方「エルダーシップ」についての名著。パワーをもつ人が、どのように振る舞い方を変えるか、対立をいかにより深い理解への好機と捉えるかについても、大きな示唆が含まれています。(佐々木)
『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』合田 真(著)
スタートアップの創業期には想像の斜め上をいく出来事がつきものですが、合田真さんの体験談はまさしくその一例。植物燃料となる植物の栽培の普及のために訪れたモザンビークでの体験から得られたインサイトをもとに、銀行業を立ち上げていく数奇な過程を追体験することができます。その過程で、暗黙的にエスノグラフィー(実際の環境に身をおいて行動観察やインタビューを行なうリサーチ手法)がなされていて、事業をデザインするという観点でも参考になります。(谷口)
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is a global design innovation studio with studios in Tokyo, London, New York, and Shanghai.
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